破産は避けたい意向を伝えた。 しかし、弁護士は何度も同じ事を言い続けた。 「何でそんなに破産するのがイヤなんです? だってこれから人の借金払い続けるんですよ、バカバカしいと思わないんですか?」 こうなってくると私にはもうこの弁護士は破産屋なんだとしか見えなくなってしまいます。 何で?だから、さっきから何回も説明してるじゃないのよ!という気持ちを胸に 私も何度も同じ主張を繰り返した。 そんなやり取りを横目に夫が口を開いたのだ。 「もう、破産するしか仕方ないんだろうな・・」 ヘッ!?あんた何言っちゃてんのよ!!! 私はみんなに気づかれないようにテーブルの下で夫の足を蹴って合図をしたはずだった。 しかし、この男!!! 「痛っつ!」 何言ってんだよ・・場の空気が一瞬止まった気がした。 そう感じたのは私だけかもしれないが・・・ こうして結局破産宣告は申し立てずに差し押さえの取り下げ手続きをしてもらう事になった。 そしてここから裁判が始まった。 何かと不当な金利を取ることで有名な業者であったため 今までの金利分や諸々で裁判には結構時間がかかった。 今ではよく裁判でも取り上げられている利息制限法や 過払い請求についてのことで戦っていた。 100万を超える借金に対しての金利は制限されているのに対し 今まで夫の両親が支払ってきた分を過払いとして・・ そんなところで戦っていた記憶がある。 兄は弁護士に相談することもなく一人で戦っていた時期もあった。 借金で弁護士費用が払えない人たちが連盟で裁判を起こすために 民ショウにも何度も相談を持ちかけたようでもあった。 それぞれが家族を抱えながら必死だった。TOPページへ>>
当時は主人も破産の方向になびいて居たのに・・なんていっても始まらないけど
ただ、本人が破産に同意の方向に傾いている中で主人の家族兄弟の家族・・
その中でたった一人で主張するのはさすがに厳しかった。
破産をすれば支払いはなくなくわけだから・・
身内間のそれぞれの事情で自分本位の考えを出すのは神経を使った
主人と家庭を守るために・・と、思って私はいつでも主人の意見に従ってこなかったのかもしれません